教授 / 博士(工学) / 建築環境工学・建築設備研究
Professors
教員・研究室

百田 真史
Masashi MOMOTA
百田研究室




教員プロフィール
教員名 | 百田 真史 教授 |
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所属学会 | 空気調和・衛生工学会 / 建築学会 |
学位 | 博士(工学) |
学歴・職歴 |
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専門分野 | 建築環境工学・建築設備 |
担当科目 | 熱環境, 光環境, 建築環境工学基礎, コンピュータ基礎及び演習, 建築環境形成技術論, 設計パフォーマンスⅡ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅵ・Ⅶ |
受賞歴 |
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著書・論文 |
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研究事例
研究室内で実施中の研究開発
- 縦型蓄熱槽の実用化に関する研究(エネルギー会社+サブコン)
- 高密度冷熱ネットワークの研究開発(経産省+サブコン)
- 高効率製氷機に関する研究開発(エネルギー会社+サブコン)
- 空調の省エネ化と室内環境保持の両立に関する研究(厚労省)
- 省エネビルの運用実態解析と省エネ提案(設計会社+計測器メーカー)
- 地域冷暖房の運用実態解析と省エネ提案(エネルギー会社)
- 地域冷暖房の熱損失に関する研究(エネルギー会社+サブコン)
- 空調用簡易型熱量計の研究開発(計測器メーカー)

縦型蓄熱槽
学内外関係者と実施中の研究・業務
- 業務用建築物のための消費量評価手法に関する基礎的調査(国交省・学会)
- 地域冷暖房の普及促進に関する検討(学会)
- 中小ビルにおけるBEMS(ビルエナジーマネージメントシステム)導入に関する検討(学会)
- IEA(国際エネルギー機関)におけるPCMを用いた冷房に関する検討(財団法人)
- 高密度/躯体蓄熱に関する勉強会(財団法人)
- webによるヒートポンプと蓄熱に関する教材作成(財団法人)
- 建築環境工学に関する海外文献調査(学会)
- 氷蓄熱システムの設計用基礎資料作成(エネルギー会社)
- 東京都内の地域冷暖房の省エネルギー化に関する検討(東京都)
過去の研究開発
- オフィスビルにおける外皮による省エネルギー化に関する研究
- 自律応答型調光ガラス導入建物における効果の実証
- エレクトロクロミックガラスによる日射遮蔽に関する研究
- 空調冷熱源システムの運転実態と最適化改善手法に関する研究
- CO2排出量削減のための空調機器の自動制御システム開発に関する研究
- 地域エネルギーシステムの総合評価手法に関する提案
- 窓の日射遮蔽性能の簡易計測法に関する研究
研究室の生活
着実なレベルアップのために、テーマ毎に定期的な打ち合わせを行っています。その時に、次回打ち合わせまでの課題抽出・スケジュール確認を行い、次回までは学生の自主性と責任感に任せて研究を進めていきます。忙しい研究室であることは間違いないですが、社会に出る前段階として、実際に活躍している社会人との交流を通して、本当の実務(文科省上インターンシップには認められませんが)を経験することが可能です。もちろんプレ社会人として、実務を通して人脈を広げることも今後の人生を豊かにすることでしょう。
卒業生の進路
大学院の卒業生は、エネルギー会社・ゼネコン・サブコンなどの建築設備分野で活躍しています。
学部の卒業生の多くは、設備分野など幅広く現場で活躍しています。
研究室希望の方へ
本研究室は学外の実務者との繋がりが多く、研究に際しては社会人同様のレベルとスピードで研究開発を行っています。研究成果は社会にフィードバックされ、未来に向けて普及促進されます。これらを通して経験する学生の間の経験は、一生のアドバンテージとなって続きますので、社会に出て活躍したい学生は一度研究室を覗いてみてください。
現時点での成績は気にしなくても構いません。知識なんてものは後付けできますから。それよりも大切な自主性と責任感を、社会勉強を通して伝えたいと思います。 研究や設計は教えてもらうものではありません。自身が行って他者に意図を持って伝えるものです。最新の結果は私も分かりませんし、逆に教えて貰いたいと思っています。そういった意味で、お互いが高めあいつつ、ワイワイ騒げる仲間が集う場となればと思います。