Professors
スタジオコース

もっとデザインを学びたい人へ​​

情報の高度化、世界のグローバル化と高齢化が急速に進む中、限りある地球の生態環境といかにして持続共存するかが世界全体のテーマとなっています。未来科学研究科・建築学専攻は、「プロフェッショナルな能力と自然を五感で享受する豊かな教養」をあわせ持つクリエイティブな建築専門技術を身に付けた個性豊かな設計者・技術者・研究者を世に送り出します。​​

カリキュラムの骨格​

※詳細については各デザインスタジオをクリックしてください。​

建築デザイン・スタジオ​

より実社会に目を向けた設計に取り組む​

住環境デザインスタジオ「Ecological Life and Aesthetics ​」​

身近な住環境を題材とし、エコロジーをテーマとしたスタジオです。エネルギー、マテリアル、生活様式を再考し、住まいのデザインを行います。​
担当教員:菅原大輔​

地域づくりデザインスタジオ「甲州市のまちづくりプロジェクト」​​

勝沼ワインなどで知られる山梨県甲州市を対象敷地として、地域の課題や希望をテーマとするスタジオです。具体的な地域の現状をリサーチし、問題解決としてデザイン提案を行います。​
担当教員:日野雅司

デジタルデザインスタジオ1・2​​

Rhinoceros・Grasshopperといったデジタルなツールの習得・活用を目的としたスタジオです。大学施設「ものづくりセンター」を利用しながら実物大の製作を行います。​
担当教員:小笠原正豊​

建築リサーチスタジオ​​

修士設計に向けて各自が建築的・社会的なテーマを選び、リサーチを行うスタジオです。現代において建築をデザインすることがどのような意義を持ち得るのか、理解と表現を追求します。​
担当教員:日野雅司、菅原大輔、小笠原正豊​

国際ワークショップ​

(仮文)国際ワークショップを開催、大連理工大学、深圳大学など​
担当教員:小笠原正豊、菅原大輔、日野雅司​

構造デザイン・スタジオ​

常勤教員および構造の実務家(設計事務所などで現業に関わる構造設計者)による指導を通じ、構造デザインの素養と力学的感性を身に着けることを目的とする。

大学院1年目

構造デザイン(構造設計)とその周辺技術との関係を知る。​

前期
ファサード・エンジニアリング(意匠設計との協働プロジェクト)、木造オブジェの作成など
後期
軽量構造、板構造、振動解析、階段の構造設計、橋梁の構造設計、構造ディテールなどテーマを決めて構造設計(解析および図面作成)、構造模型の作成を実施

大学院2年目

修士設計を通して、構造デザイン(構造設計)における学術面および実用面双方の技術と知識を習得する。その際、意匠設計・環境・設備設計に関しても考察を行う。​

前期
修士設計の前半部分(基本計画・基本設計)
  • 実際に設計され建設された建築物を構造設計の視点で分析
  • 構造設計と関係する研究論文の参照
  • 構造解析ソフトやプログラミング(最適設計・機械学習・BIMも含む)の習得
  • フィージビリティスタディ(いくつかの案を検討し取捨選択する)
  • 意匠設計・環境設備設計に関する考察
後期
修士設計の後半部分(プレゼンテーションも含めたとりまとめ)
  • 構造コンセプトのとりまとめ(第三者にもわかる資料作成)
  • 設計図(意匠設計図・構造設計図)の作成
  • 構造解析の実施および構造計算書のとりまとめ
  • 構造模型の作成