作品ギャラリー:4年次
湯流の谷
卒業設計 4年後期
- 日本建築学会「全国大学・高専卒業設計展示会」出展
これまで観光資源としての温泉は主に入湯に使われてきており、資源のポテンシャルを十分に発揮できていなかった。
本計画では温泉の「熱」( 空間の保温機能) や、「湯気」「水しぶき」「滝」「川」(空間を演出する要素)などを建築に取り込むことでこれまでと異なる温泉の活用を通じて地域の産業を紹介する新しい観光のあり方を提案する。
谷の形状に沿うように建つ建築は、酪農製品が作られる施設、浴場施設、温室で構成されている。
それら全てに木組みの天井がかけられその上に温泉が1枚の外皮として温度や態を変えながら建築を覆い流れていく。
2015年制作